新型RAV4 PHEVの冬に向けて、スタッドレスタイヤ用のホイールを選びました。
ホイールは店頭で実物を見られる機会が少なく、ましてや自分の車に付いた姿はお店で履かせてもらうまで分かりません。黒い車に何色のホイールが合うのか、インチダウンでタイヤがどのくらい分厚く見えるのか、モヤモヤしていました。
そこで、AIで装着イメージの画像を作ってから実物を試着してみたところ、事前にかなりイメージが湧いた状態で当日を迎えられました。
この記事では、AIで装着イメージを作る手順、キャリパーとの隙間を測ってインチを決めた話、AI画像と実物を比べてみた結果をお伝えしていきたいと思います。
前置き
我が家の車と、スタッドレスの使い方は以下です。
- トヨタ RAV4 PHEV Z
- ボディカラーはアティチュードブラックマイカ
- 純正タイヤは20インチ(235/50R20)
- 冬は年に数回、浜松から長野のスキー場へ行く程
- 雪道を走るのは年に数回
ヘビーユースするわけでもないので、スタッドレスはインチダウンして費用を抑える方針にしました。ただ、インチダウンで悩ましいのが見た目と適合です。
とはいえ、候補を全部お店で履かせてもらうのは現実的ではないですよね。そこで、まずAIで候補ごとの装着イメージを作ってみることにしました。
AIで装着イメージを作る手順
作業自体はスマホだけで完結します。1候補あたり10〜15分くらいです。私はclaudeにだけ、月3,000円の課金をしていますが、課金していなくても問題ないです。
①ベースになる車の画像を用意する
自分のグレード・色と同じ車の画像を用意します。私はメーカーのボディカラー紹介の画像を使いました。
②ホイールの画像と一緒にGeminiに渡す
車の画像と、通販サイトのホイール単体の画像をGeminiに添付して「この車にこのホイールとスタッドレスタイヤを履かせた画像にして」とお願いします。
これだけでも、それっぽい画像は出てきます。
③サイズ感が合っているか数字で確認する
ここが一番大事なポイントでした。
最初に出てきた画像を別のAI(Claude)に見せて、タイヤサイズとの比率が合っているか検証してもらったところ、サイドウォールが薄すぎて、実際より大きいインチに見えると指摘されました。
AIは「それっぽい絵」は得意ですが、寸法の比率までは守ってくれないようです。
④ズレを数字で指示して作り直す
指摘されたズレを、数字入りの修正プロンプトにしてもらって、そのプロンプトをコピペしてGeminiで作り直しました。例えば今回履いた235/60R18なら、ざっくり以下の比率になります。
- タイヤ外径:約739mm
- ホイール(リム)径:約457mm → 外径の約62%
- サイドウォールの厚み:片側約141mm → リム径の約3割
「ボディ・色・背景・アングルは変えずに、タイヤとホイールだけ直して」と一言添えるのもコツです。これがないと、車の形まで微妙に変わってしまいます。
修正後の画像は、サイズ感・トレッドともにかなり納得のいく仕上がりになりました。


キャリパーとの隙間を測ってインチを決めた
インチダウンでもう一つ気になったのが、ブレーキキャリパーとの干渉です。新型RAV4 PHEVは発売間もないため、通販サイトからは「適合判断ができない」、ディーラーからは「新型に適合確認の取れた17インチホイールはまだない」という回答でした。
そこで、純正20インチのスポークの隙間からメジャーを当ててキャリパーまでの距離を測り、その写真をClaudeに送って相談しました。

ホイールの半径は、20→18インチで約25mm、20→17インチで約38mm小さくなります。測った隙間は4〜4.5cmほどだったので、差し引きすると以下のようになります。
- 18インチ:隙間は約1.5〜2cm残る
- 17インチ:隙間は約2〜7mmしか残らない
17インチは「付くかもしれないけど、ホイール裏の形次第では当たりそう」、18インチなら安心、という方針で、ネットでめぼしいタイヤホイールセットを探し始めました。
今回の買い方
AIでシミュレーションしているとはいえ、カーポートマルゼンやタイヤフッドのようなオンラインショップだと、干渉した時の保証がされないのが悩みどころでした。カーポートマルゼンとタイヤフッドはRAV4 Z PHEVを車種選択すると、それに合うタイヤホイールセットが表示されます。しかし、これがメーカー適合、もしくは実写確認済みかメールで問い合わせると、前者は装着は可能、後者は適合確認は取れていないので実店舗での購入を推奨という回答が返ってきました。
適合もでておらず、買ってから干渉したというのは避けたいので、実店舗で試着した上で買うことにしました。それでもコストは抑えたかったので、今回は中古で試着もできるアップガレージのオンラインショップで探す→店舗で試着という流れで購入することに。
カーポートマルゼンとタイヤフッドでは新品のタイヤホイールセットが15万円ほどとかなり手頃な価格だったので、次回の履き替えタイミングでは適合がでていてこちらで購入できたらと思います。
AI画像と実物を比べてみた
アップガレージオンラインで近くの店舗にちょうど良さそうなホイールがあったので、その画像を渡して同様の手順でイメージ画像を作成しました。

純正が黒のホイールで締まった感じなので、シルバーがカジュアル目に見えます。これのイメージとどれだけ一致するのかを楽しみに電話で試着予約をして店舗へ向かいました。
店舗で実際に試着した画像がこちらです。

AIで作った画像と並べてみると、全体の印象はほぼイメージどおりでした。
- ホイールのデザイン:細めのスポークのシルバーで、ほぼ同じ印象
- ホイールの色味:AI画像は明るめのシルバー、実物は少しグレー寄りに見える
- タイヤの厚み:修正後の比率どおりで、イメージどおり
- フェンダーとの隙間:純正20インチとほぼ変わらない
一方で、どうしても色味だけはもとの画像に左右されるので、実物とは少しイメージが違いました。こればかりはAIだからというよりも、オンラインと実店舗の差です。
17インチも実際に履かせてみた
また、当日気になったので、お店で17インチのセットも実際に履かせてもらいました。キャリパーとの隙間はまあまあギリギリでしたが、履けるには履けました。

ただ、このセットはタイヤのロードインデックス(タイヤ1本が支えられる重さの指数)がRAV4 PHEVに必要な値に届かず、断念しました。PHEVは車重が2トンを超えるので、インチダウンではここも要チェックです。
ということで、最終的には18インチに決めました。
中古の18インチで10万円程度節約
最終的に選んだのは、ヨコハマミルアスホイール +iceGUARDのセットで、ナットやハブリング込みで6万円でした。店員さんによると思います2シーズンくらいは使えるだろうとのことです。
年に数回の雪道用なので、中古で十分だと思っています。製造年と残溝さえ確認すれば、中古はかなりお得な選択肢ではないかと思いました。
タイヤは2023年製ですが、残溝は約10mmと十分でした。新品のスタッドレスセットは15万円前後だったので、10万円程度の出費を抑えられました。
やってみて分かったこと
良かった点
- 候補を家で比べられる:お店に行く前に色や形状ごとの具体的な試着イメージが持てます
- 家族と相談しやすい:画像があると「どれがいい?」と聞きやすいです
注意点
- 比率は数字で指示しないとズレる:最初の画像は、実際より薄いタイヤで描かれていました
- 適合はAIでは分からない:今回のように新しい車で適合が出ていないと、実写確認は必須です
- 色味は実物で確認したい:光の当たり方で印象が変わるので、最終判断は実物がおすすめです
あくまで「イメージを掴むための道具」と割り切って使うのが良さそうです。
まとめ
ここまで、AIでホイールの装着イメージを作ってから実物を試着してみた話をお伝えしてきました。
AI画像はそのままだとサイズ感がズレがちですが、タイヤサイズから比率を計算して指示し直せば、実物とかなり近いイメージが作れます。お店で何本も履かせてもらうのは大変なので、候補を絞る段階で使うにはちょうど良い方法だと思います!
一方で、適合や色味は実物でしか分からないので、最後はお店で確認するのが安心です。
これから冬に向けてスタッドレスのホイールを選ぶ方の参考になれば嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
