配線不要の防犯カメラ兼人感センサーライト Ring spotlight cam plus battery model をカーポートSCに取り付けました。
カーポートは雨風に晒されるものなので、柱などに取り付け用の穴を開けると、そこから劣化が始まりそうなのが嫌でした。
そこで、ホームセンターで穴を開けずに設置できそうな部品を買い集めて防犯カメラを設置してみたので、その取り付け方法と、Ring spotlight cam plus battery modelの使い心地もお伝えしていきたいと思います。
前置き
今回お伝えするのは、カーポートSCのサイドスクリーン有りの場合の取り付け方法です。サイドスクリーンの横板にカメラ本体、サイドスクリーンの柱の上端にソーラーパネルを設置しています。
サイドスクリーンがなくてカーポートに穴を開けたくない場合、ゴリラテープのような粘着テープで柱につけることも選択肢になりそうです。
私がカーポートの取り付けをお願いした外構屋さんからは、この粘着テープをおすすめされました。とても強力で、取り付けた事例もあるようです。とはいえ数年に1度は交換が必要になるのでは?とは感じました。
用意するもの
今回の作業で用意するものは以下です。
- プラスドライバー
- ゴム板
結束バンドをサイドスクリーンに巻き付けるので、サイドスクリーンを保護するために使います。私はL字型で裏面に接着テープ付きのものを使いました。
- 結束バンド
結束バンドならなんでも良いですが、耐久性を考えてステンレス素材のものにしました。サイドスクリーンに取り付ける場合、長さは32cmくらいあれば足ります。
- アンカープレート基板
防犯カメラの台座をこのプレートに固定します。カインズホームのこの商品はネジ穴のサイズがピッタリ台座と一致しました。何か規格があるのかもしれません。
- 皿ネジ(M3.5×10mm)
防犯カメラの台座をアンカープレートに固定するのに使います。
取り付け手順
私は試行錯誤しながら作業したので2時間以上かかってしまいましたが、この手順の通りに進めていけば、1時間くらいの作業かなと思います。
防犯カメラの取り付け
アンカープレート基板に台座を取り付け
アンカープレートにネジ、ワッシャー、ナットで台座を取り付けていきます。
台座とプレートの穴の位置がピッタリです。
表側にネジ、裏側はワッシャーとナットで固定します。
この後、結束バンドを台座とプレートの隙間に差し込むので、ナットは少し緩めておきます。
サイドスクリーンを保護
サイドスクリーンを保護するためにゴム板をカットします。
サイドスクリーンとアンカープレートの裏面の飛び出た部分にゴム板を取り付けます。初めはアンカープレートの長さに合わせてカットしてしまいましたが、下の写真の取り付け部分がアンカープレートより短かったので、初めからこちらに合わせた方が良いです。
アンカープレートにもゴム板を貼り付けます。
このタイミングでプレートを目立たなくするために黒テープを巻きつけていますがこれは見た目だけの問題なので必須ではないです。
光洋化学 気密防水テープ エースクロス アクリル系強力粘着 片面テープ 011 黒 50mm×20M
台座を固定して完成
結束バンドを台座とアンカープレートの間に差し込みます。
取り付け位置に仮置きします。
裏側で結束バンドを締め付けます。
結束バンドで固定後、台座がしっかり固定されていることを確認したら、結束バンドを通すために緩めていたナットを締めます。
防犯カメラを上から引っ掛けるように台座に取り付けて、方向を調整したら完成です。
ソーラーパネルの取り付け
ソーラーパネルの台座とサイドスクリーン柱の上端のネジの幅がほぼ一致しています。そのため、追加で穴を開ける必要なく、台座の取り付けが可能でした。
サイドスクリーン柱の上端のネジを取り外し
Ringに付属のネジで台座を取り付け
ソーラーパネルの台座取り付けに使ったネジは防犯カメラに付属していたこちらのネジBです。
ソーラーパネルの台座を付属ネジBで元のネジ穴に取り付けていきます。
配線を防犯カメラに繋いで完成
電源を防犯カメラに繋ぎます。余った分はソーラーパネルの裏に巻き付けられます。
左側のネジの先端が突き出ていて不恰好ですが、普段見える位置ではないので良しとしています。
気になる方はちょうど良い長さのネジを使って、左側の段差部分もゴム板などで埋めると見た目もスッキリすると思います。
使い心地
Ring spotlight cam plusを使い始めて1ヶ月ほど経ちましたが、総じてつけて良かったとは思っています。
後述のサブスク前提商売の不満はありますが、人感センサーライトと防犯カメラとして、防犯効果はあるだろうと言うのと、夜帰った時に照らしてくれるのは便利です。
バッテリーの持ち
充電はソーラーパネルからのみですが、これまでの間、バッテリーが切れそうになることはありませんでした。11月初旬に取り付けて以降、3日程度晴れの続かない日もありましたが、問題なく動作を続けています。
ただし、雪の多く降る地域の方は、冬は日射量がかなり少ないはずなので、バッテリー切れを起こす可能性が高いと思います。
また、バッテリーは追加で1つ増設できるので、バッテリーが劣化してきたら買い足してみようかなと思っています。
改善して欲しい点としては、アプリ上でバッテリー残量の推移が確認できると、ある程度見通しが立って安心感が増すと思います。私が気付いて確認する時は、夜でも毎回バッテリー残量95%以上なのですが、一体どのくらいまで減ってるのか?というのは気になります。
画質・ライトの明るさ
画質については、よくあるパナソニックのインターホンと比べると格段に綺麗です。
下の写真は、夜に防犯カメラのライトを点灯して撮ったものです。玄関灯もあって明るさが分かりづらいですが、本体の明るさだけでも人がいるかどうかは判別できます。流石に顔は遠くだと判別が難しいかなというレベルです。
サブスクリプション
Ring spotlight camを購入すると、サブスクリプションの30日間無料トライアルがついていました。
サブスクリプションの詳しい内容については他の記事を見ていただくとして、どうしても許せない不満があります。
録画をサブスクリプション限定機能にしないでほしい
サブスクリプションに加入しているうちは最大180日間動画が録画されますが、サブスクリプションが切れると録画が削除され、以降録画されなくなります。
防犯カメラなんだから、180日とは言わないまでも1週間くらいは無料プランでも録画できるようにしてほしかったです。
まとめ
ここまで、Ring spotlight cam plusのカーポートへの取り付け方法とその使い心地をお伝えしてきました。
カーポートSCのサイドスクリーン付きという前提なので、そのままの手順で取り付けられる方は少ないかもしれませんが、他のカーポートの方なども参考になれば嬉しいです。
特にアンカープレートは台座とぴったり一致するので、他の場所に取り付ける時にもマウントとして活躍できるのではないかと思います!
サイドスクリーンについては、我が家は周りが畑だらけなので、土埃が少しでも軽減されればと思い、20万円くらいかけて採用しました。防犯カメラの取り付けのためだけにサイドスクリーンを付けるにはコスパが悪すぎるのでおすすめできないです、、
あとRingのサブスクリプションについては、無料期間が終わってから、継続するか決めたいと思います。抑止力としてだけ使うか、もしもの時のために録画にお金を払うか、、
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!