我が家は共働き家庭なので、時短のために賃貸物件でもパナソニックの据え置き型食洗器(NP-TZ300)を使っていました。
新築へ引っ越すので、原状回復のために分岐水栓を取り外す必要があるのですが、5,000円くらいかかりそうだったので、自分で取り外しにチャレンジしてみました。
取り付けから2年くらいしか経っておらず、ひどい固着は起きていなかったこともあり、慣れていない私でも30分くらいで終わる作業でした。
用意するもの
用意するものはそんなに多くありません。
- マイナスドライバー
レバーを外すのに使用 - モンキーレンチ(30mm以上)
カバーナットを外すのに使用 - 六角レンチ
レバーを外すのに使用 - ウォーターポンププライヤー
分岐水栓を外すのに使用
必須なのは太字の上3つで、ウォーターポンププライヤーは分岐水栓自体が固着していて回らなかったので追加で購入しました。
取り外し手順
取り外しは手順としては簡単です。止水栓を止めて水が出ないことを確認したら、
レバー→化粧リング→カバーナット→カートリッジ→分岐水栓の順番で取り外していくだけです。ひどい固着がなければ、30分もあれば終わる作業だと思います。
止水栓を止める
まずは水があふれ出ないように止水栓を止めます。反時計回りに回します。
レバーを外す
次にレバーを外していきます。
まずは止めネジを露出させるためにプラスチックの赤青の部品をマイナスドライバーで外します。下側にマイナスドライバーを差し込んで、てこの原理のようにマイナスドライバーを寝かせると取れます。
すると奥の方に六角止めネジが見えるので、
六角レンチで外していきます。反時計回りに回しましょう。
止めネジを外すとレバーが外れます。
化粧リングを外す
続いて化粧リングを外します。固着していなければ、特に固定されているわけでもなく、上に載っているだけなので、持ち上げれば取れます。
余談ですが、築10年の物件に今の食洗器を設置したとき、この化粧リングがひどく固着していて、自分では外せずに、10,000円払ってプロにお願いしました。プロでも苦戦していて、かなり無理やり外してもらったので、化粧リングにその時の傷がついています。今回は2年くらいしか経っておらず、普通に手で持ち上げれられました。
カバーナットを外す
次にカバーナットを外します。モンキーレンチで
これもよく固着することがあるようですが、化粧リング同様に2年くらいしか経っていなかったので簡単に外せました。
カートリッジを外す
カートリッジは、ベージュ色の樹脂部分(レバーを動かすと動く部分)を持ち上げれば外れるはずなのですが、私の場合はうまく外せなかったので、再度レバーを取り付けて、上に引っ張りやすくしたら外れました。
レバーを戻して止めネジで止めます。
樹脂だけよりはだいぶ掴みやすくなって力が伝わりやすいので、上に引っ張るだけで外れました。
給水ホースを外す
本当は止水栓を止めた後すぐに外しても良いと思いますが、私はこのタイミングで外しました。
とじる・ひらくのあたりを持って、反時計回りに回すと取れます。これもそんなに力はいりません。
分岐水栓を外す
ここが今回の作業の中で一番大変でした。
固着していたのか、取り付けてくれた業者さんが気を利かせてしっかり締めてくれたのか分からないですが、全く動かず、1日目は熱湯を掛けても駄目だったのであきらめて、2日目にウォーターポンププライヤーを買ってきて取り外すことができました。
分岐水栓のパーツが上(広い方)と下(分岐がある方)に分かれていて、上の方を反時計回りに回して外します。
逆の順番で元に戻す
ここまでで分岐水栓の取り外しは完了などで、あとは分岐水栓以外のパーツを戻していきます。
カートリッジ→カバーナット→化粧リング→レバーの順で取り付けていきます。
カートリッジは、カートリッジ側の出っ張りと水栓側のへこみがぴったり合うように取り付けてください。これがずれていると水が噴水の様に飛び出てきます。
カバーナットを時計回りに回して取り付けます。この締め方が甘いと水が漏れてくる可能性があるので、しっかりとカートリッジを押さえつけるイメージで固定します。
化粧リングを上に載せます。化粧リングには機能的な役割はなくて、レバーを開けたときに中を隠すためのものなので、ただ置くだけでよいです。
最後にレバーをつけて、止めネジで止めて、プラスチックの赤青の部品もはめ込みます。
止水栓を開ける
最後に止水栓を開けて水とお湯が問題なく出ることを確認したら作業完了です。お疲れ様でした!
まとめ
今回はタカギ分岐水栓JH9024の取り外し方をご紹介しました。固着さえしていなければそんなに大変な作業ではないので、みなさんもチャレンジしてもらえればと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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